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NY原油50ドル超え 一時、7カ月ぶり 米在庫大幅減で

  【ニューヨーク=平野麻理子】26日午前のニューヨーク商品市場では原油先物が上昇し、約7カ月ぶりに1バレル50ドル台をつけた。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した米原油在庫が大幅に減少しており、市場で需給の引き締まりが引き続き意識された。

  カナダの大規模な山火事やナイジェリアでのパイプライン攻撃などで原油供給が細る懸念が強まっていることも、原油の買い材料として意識されている。

  原油先物の指標となるWTI「ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近7月物)は一時1バレル50.21ドル程度まで上昇した。

  米国で夏のドライブシーズンが接近しているほか、一部アジアでの需要の底堅さが意識されていることも、このところの相場上昇を支えている。

  WTIは2月に約13年ぶりの安値である1バレル26ドル台に下落。その後は原油安の長期化を受けた米国での生産減少などをきっかけに持ち直し、三カ月あまりで2倍近い水準まで戻したことになる。

  一方、同日のロンドン原油市場では国際指標となる北海ブレントも1バレル50ドル台に上昇した。

(日本経済新聞 5月27日付 朝刊  より)

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